今年の秋の北海道ツーリングでは、台風18号の影響で足止めをされてしまった。
台風18号は、観測史上初という、九州・四国・本州・北海道に上陸した台風で、舞鶴(京都)-小樽(北海道)が何と3日間も欠航したのだ。
おかげで、2日延泊し、余分に2日会社を休むことになってしまった。
そのときに、思ったことや、改めて確認しておいた方がよいと思ったことを備忘録のため記しておこうと思う。
北海道を結ぶフェリーを確認しておく
自分のバイクで北海道ツーリングをしたいと思ったら、多くの方はフェリーを使うことになるだろう。
台風が来ているとわかったら、すぐに港に向かえるようにし、欠航になる前の便で北海道を脱出する、のがよいのだろうが、
- 欠航になったことに気が付くのが遅くなるかもしれないし、
- その前の便には、利用者が殺到することが考えられる(乗れない可能性がある)
ということも考えておくべきだろう。
わたしの場合は、3連休の間の出来事と言えども9月の下旬だったので、まだ話はややこしくなかったかもしれないが、これがお盆の繁忙期であれば、
- 一体何日キャンセル待ちをしなくてはならなかったのか?
- 本州に渡って、自走して帰った方が早いのでは?
と思ったり。考えただけでもぞっとする|ω・)。
わたしは関西に住んでいるので、最寄りの舞鶴港(京都)発着の新日本海フェリーを利用するのだが、候補はいくつもあった方がよい。再度確認しておこう。
①新日本海フェリー
新日本海フェリーのHPはこちら。
小樽港発
- 新潟港着
- 舞鶴港着(京都府)
苫小牧東港発
- 秋田港着
- 新潟港着
- 敦賀(つるが)港着(福井県)
ここまではなじみのある新日本海フェリーの話なのでわかりやすい。
②太平洋フェリー
太平洋フェリーのHPはこちら。
苫小牧港発
- 仙台港着(宮城県)
- 名古屋港着(愛知県)
太平洋フェリーの名古屋行きは、今回わたしの候補にも入ったフェリーだ。こちらも欠航だったので、利用はできなかったが。
仙台港に寄港するため、時間はかかってしまうのと、名古屋行きは現在2日に1便なのがネックではあるが、頭の片隅に置いておくのもよいだろう。
実際今回の場合、太平洋フェリーが運航されていて利用できれば、会社を休むのが1日で済んだのだが・・
- 参考:名古屋港から兵庫県南部の自宅まで約220キロ
フェリーが欠航するだなんて、よっぽど天気が荒れているときだろう。
そんなときに200ccの軽量バンバンで高速道路を何百キロも走るだなんて考えることもないのだけど(笑)、一応ね。北海道からの脱出法方法の確認なので。
③三井商船フェリー
三井商船フェリーのHPはこちら。
苫小牧港発
- 大洗港着(茨城県)
夕方便・新造船夕方便・深夜便と、呼び方が変わっているね。1便・2便とかではないのがなんだか斬新(*・ω・)
- 参考:大洗港から兵庫県南部の自宅まで約700キロ
④シルバーフェリー
当時もシルバーフェリーという名前だったかなぁ?(うろ覚え)
今はもうない、室蘭港-八戸港(青森県)を結ぶフェリーにジムニーと乗船したことがあるのだ。
そのときのフェリーの名前が「べにりあ」なので、べにりあという船が今でもあるこの会社のフェリーだと思うのだけど。
シルバーフェリーのHPはこちら。
苫小牧港発
- 八戸港着(青森県)
現在のところ1日4便運航しているようだ。
- 参考:八戸港から兵庫県南部の自宅まで約1,100キロw、東京駅までは約650キロ
⑤青函フェリー
青函フェリーのHPはこちら。
函館港発
- 青森港着
・・・こんなに詰め込んだ航路図は初めてだ|ω・)。
「航路図」なんやから航路図だけを作って、シンプルにすればいいのに(余計なお世話)。
つまりのところ、「函館ー青森」1日8便、である。
- 参考:青森港から兵庫県南部の自宅まで約1,100キロw、東京駅までは約700キロ
⑥津軽海峡フェリー
今まで何度かお世話になっている津軽海峡フェリー。
津軽海峡フェリーのHPはこちら。
函館港発
- 青森港着
- 大間港着(青森県)
函館―大間は1日2便だが、函館―青森になると、1日8便と本数が多くなる。
- 参考:青森港から兵庫県南部の自宅まで約1,100キロ、東京駅までは約700キロ
- 参考:大間港から兵庫県南部の自宅まで約1,200キロw、東京駅までは約800キロ
ここまではわたしも知っていた航路なのだが、調べていると、新しい航路ができるらしい。
宮古-室蘭航路が平成30年6月に誕生
運航は上の④で紹介したシルバーフェリーのようだ。
詳しくは、宮古市のこちらのHPをどうぞ(※2018.4.1現在URLがリンク切れになってしまっていた)。
室蘭港発
- 宮古港着(岩手県)
- 参考:宮古港から兵庫県南部の自宅まで約1,100キロ、東京駅まで約600キロ
八戸(青森県)‐室蘭(北海道)ではなく、今度は岩手県とを結ぶのだね。
青森県・宮城県と結んでいるのに、確かにどうして今まで岩手とを結ぶフェリーがなかったのかと思わなくもないけれども。1日1便のようだ。
フェリーは、ETCが普及してから、廃止になっていく一方のイメージしかなかったので、こうして増えるのは船好きとしては喜ばしいことである(*・ω・)。
フェリーの欠航はいつ決まるの?、備忘録
出会ったライダーさんたちにいろいろ話をきいていると、割と共通していたのが
「直前にならないと欠航ってわからない」
という意見だった。何をもってして「直前」なのかは、それぞれの感じ方にもよるかと思うが、
今回のわたしの場合だと、
- 新日本海フェリー:9/16.17.18の小樽―舞鶴航路の欠航が決まったのは、9/15のお昼12時。
- 太平洋フェリー:9/17の苫小牧―名古屋の欠航が決まったのは、9/16の午前10時。
だった。
時と場合によるのだろうが、太平洋フェリーは、このときちゃんと、9/16の午前10時に決定してご案内します、と予告をしてくれていたのでとても助かった。
興部(おこっぺ)でソフトクリーム休憩ができたので(笑)。
また、かなりの利用者が予約しているだろうに、どちらのフェリー会社の方もちゃんと電話をかけてきてくれて感動したものだ(*・ω・)。
(ネット)予約する際は、携帯の電話番号を入れておくのがよいのだとわかった。
今まで電話番号を入力するにも、フェリーに万が一のことがあったときに、家族に連絡してもらうのなら家の電話の方がええんやないん?!と思ったりしたからだ。
2つ入力できるようになっているときには、家の電話番号か携帯かしか入れないことも多いのだが、これからはちゃんと入力しようと思った次第(*・ω・)。
そして、帰る便が欠航になってしまった場合は、できるだけ早く別の便を取り直すことが大事だ。
バイクは最終的に100台くらいだったようだが、車両スペースがいっぱいでキャンセル待ちをしなくてはならない状態になっていた。
あとは、万が一にもツーリングの日程がずれ込んでも仕事に大きく影響のないときに行こうと思ったのと、フェリーの場合、これからは1日余裕を持って予約をしようと思っている。今現在は・・(*・ω・)w。
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