北海道ツーリングのまとめ記事その2。費用についてまとめてみようと思う。
北海道を旅するにあたって大きく占めるものは、フェリー代(北海道までの移動費)・宿泊費・食費・ガソリン代だ。
どんなスタイルで旅するかによって変わってくるとは思うが、参考までに。
10泊11日 北海道ツーリングの費用
その他費用を表示するとこのような感じだ。
合計79,953円だった。
ガソリン代は、エネオスでたまっていたTポイントを1,224円分使用したので、実際使った金額は78,729円だったが、差し引きするのが面倒なので、このままで話を進めていく。
※この費用は、お土産代以外のものはすべて含んでいる。
内訳をみてみよう。
1.フェリー代:37,530円
新日本海フェリー、京都舞鶴港~北海道小樽港の航路を往復使用。
期間によりA・B・Cと3種類の金額が設定されている。例えば同じバンバンとの移動でも、お盆あたりのピークシーズンに利用すると、そもそもの金額も高く設定されている上に往復割引も適用されないはずだ。
どの期間に利用するかによって結構金額が違うので、詳しくは新日本海フェリーのHPで確認するのがよいと思う。
ちなみにわたしが利用した、9/10(土)舞鶴港発・9/18(日)小樽港発は期間Aという一番安い期間だった。
インターネットを使って、2か月前から予約も可能だ。その際、ベッドの場所の指定もできる。
1人でフェリーを利用する場合
複数人で1部屋を使うツーリストAを利用するとき。
女性専用室の図なので、他の部屋もこうなのかはわからないのだが、赤丸の242や233だと、壁側になるので向かいに誰もいないため気楽だ。233だと入口近くになるので、個人的には奥の242が好き(*・ω・)。
ピーク時はわからないが、ある程度空いている時期なら早めに予約することでこういう場所を選ぶことが可能だ。
2.食費:18,323円
外食、自炊、酒含む。
お昼ご飯は食べ損ねたり、朝ご飯の腹持ちが良くて食べなかったこともあるのだが、10日の食費でこの金額だと、一日あたり約1,830円だ。
北海道は食べ物が本当においしい。食べたいものを食べたいだけ食べていたのだが、食費に関しては嵩んでいない感じだ。いろんな意味での満足度が高いということだろう。
3.宿泊費10泊:10,220円
キャンプ場4泊 1,040円
無料キャンプ場2泊、有料キャンプ場2泊
船中2泊
ビジネスホテル2泊:7,180円
ライダーハウス2泊:2,000円
宿泊費も結果として10日でこれだけしかかからなかったが、雨が降るとまた違ったことになっていたと思う。
ちなみにわたしはテントを積んで旅をしていたが、決してキャンパーではない。
ただ、先に宿を決めてしまって、天気がどうであろうが「毎日そこまで必ず走らなくてはならない」、という縛りを北海道で作るのがいやなだけだ。利用した施設については、また別記事にまとめようと思っている。
4.ガソリン代:9,156円
一日平均300キロ、燃費約34キロ/Lのバイクで走った場合のガソリン費用だ。
ちなみに最安値は、小樽市金山のモダセルフ:111.80円/L。最高値は、浜頓別のエネオス:130.00円/L。ガソリンは北へ行くほど値段が上がるイメージだ。
日本最北端・宗谷岬の出光は、最北端だからといって特別高いわけでもない。給油をすると貝殻のお守りと給油証明書をもらえるので、記念に寄ってみるとよいと思う。
その他
お風呂代が1,710円しかかかっていないので、うそ?(°ω°)と思ったのだが、大丈夫だった。毎日入っていた(笑)。温泉付きのライダーハウス、ビジネスホテルのシャワー、五右衛門風呂、200円の格安温泉等費用が掛かっていないだけだった。
バンバン整備費用は、オイル交換費である。
北海道ツーリングの費用についてまとめ
テントを持って旅をしているというと、「えー」「ホテルに泊まりなよ」等言われるのだが、わたしがテントを持っているのは上記に書いたとおりである。
清々しい朝を迎えたいとか、大地の中で眠りたいとか、あんまりそういうのはないのだ(気持ちいいとは思うし、泊まったら泊まったでとっても楽しいのだけれどw)。
だから絶対キャンプしたい!とか、絶対ライダーハウスで誰かと交流したい!とか、一人は寂しいから誰かがいるところでないといやだとか、全くこだわりはないわたし。
なので、データとして参考になるんだろうかと思ったりもするけれど、一応データとしてあげておく。
食べたいものは案外がっつり食べていると思うので、しっかりしたホテルに泊まりたいという方であれば、この費用にその分を上乗せすれば、大体の費用が出るのではないかなと思う。ガソリン代もかもしれないが、おそらく大きく旅費を左右するのは宿泊費だろう。
全てライダーハウスか北海道にたくさんあるキャンプ場を利用する、ということであれば、もっと費用は掛からないだろうし、テントまで持って行くのは・・、ライダーハウスも煩わしいし・・、という方も、道内にたくさんあるキャンプ場のバンガローを利用するという手もあるだろう。
その他、とほ宿やユースホステルもあり、いろんな宿泊形態を選ぶことができるので、天気予報を見ながら日程をコントロールしやすい。
宿泊場所に困らない、選択肢がたくさんあることが、わたしにとっては自由に旅をしやすいということになる。だから北海道はとっても魅力的なところで、また旅をしたくなるのだと思う。
何にも我慢したり、節約したりしないで、自由に気の向くまま、おいしいものを食べて。でも8万円かからないツーリング。
費用を捻出というよりも、北海道ツーリングを実行するにあたって、仕事をしながらまとまった休みをどう手に入れるかが、最大の問題だ。
3日、4日のお休みならば、飛行機で行ってレンタバイクを借りるのがいちばんかな。
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北海道ツーリング2016・その他まとめ記事
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- 案外かからない?北海道ツーリングの費用の目安
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- 屋根付き駐輪場のあるホテル・ライダーハウス(16.17年合わせて)
- 女性ライダーも利用しやすい北海道のライダーハウス(宿泊施設)
- ケシュア・ポップアップテントをバイクに積んでツーリングをすることについて
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- 京都・舞鶴港と北海道・小樽港を結ぶ新日本海フェリーについて
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