200㏄のバンバン200、群馬から兵庫まで600キロ下道で帰ります!【2024-12話(完)】

2024.8.16(金)晴れときどきくもりのち雨    群馬県草津町→兵庫県自宅【最終話】

4:30起床。ん~!さすがにもうちょっと眠りたい気持ちはあるが、今日は兵庫に向けて走るのだ。

あばよくば下道で走って自宅まで帰りたい。高速に乗ってもいい。くたびれたら途中でどこかに泊ってもいい。

というくらいゆるい感じで自宅を目指そうと思う。お天気が下り坂なのと避暑地を抜けた先の暑さを考えると出発は早ければ早い方がいい。

草津温泉にあるペンション・MY WAYさん、お世話になりました。やっぱり草津好きだなぁ。もっとゆっくりしたかった(^ω^)。

バイクを置く場所に屋根はなく、

ペンションなので雨のときに濡れたままでは入りにくいなぁ(基本玄関でスリッパに履き替えることが多いため)、と思っていたのだが幸い入口が階段下にあり。ちょうどその通路が屋根に覆われていたので、身の回りの濡れたものなどを整えてから入ることができて助かった。

5時過ぎ、出発進行٩( ‘ω’ )و

兵庫の自宅まで600キロくらいかなぁ。最後まで無事に走り切れますように。

まずはR144を嬬恋、菅平方面(一路西)へ!

真夏だというのに10度台のひんやりした草津なのでカッパを着こんでの出発だが、西へと向かうに従って暑くなるだろう。今日の課題はいかに渋滞に巻き込まれないか、山道を通ってできるだけ涼しい場所を走れるか、である。

いい感じのドライブインの建物をいくつも見かけることができる。

やっぱり長野県、岐阜県、群馬県あたりはいつかじっくり周りたいところ。わたしの興味をひくものがとても多い(^ω^)。

幸い雨は降らなさそうな感じなのだが、やはり徐々に気温の上昇を感じてくる。

上田市(長野県)を走っていたところ・・・おや?!これはもしや・・!

「ちょっと、そこのセブンに入らん_?」

と別に取らなくてもよかったけれど、小休憩を。

バンバンを降りて走ってきた道を振り返る。

じーっ👀。

やっぱり!あの店に違いない。

2013年、わたしは北海道へ向けてバンバンと日本縦断の旅の続きに出たのだ。たまたまこの上田市の鹿教湯(かけゆ)温泉に泊まることになって、夜ご飯を丼のあすかで食べたのである(帰って写真をチェックしたらビンゴだった)。

当時とお店の色がちょっと違うけど(^ω^)。

お店のお母さんが、「兵庫からバイクで来た」というと冷やしトマトを出してくれて。確か味噌ラーメンを頼んだら定食みたいなのが出てきた記憶がある。お腹いっぱいにしてくれてとってもうれしかった思い出。

まだお店があることを確認できたことがとてもうれしかった。また次のときも通りかかれますように。

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行きにも通った上高地、安房峠(トンネル)、平湯方面へ

上高地あたりはさすがに涼しくてとっても快適。夏は何度でも通りたい(^ω^)。

ぐねぐね道の安房峠は初日・2日目に2度走っているので、今回は安房峠トンネル(有料)を走ってみることに。

だだただ長くてちょっと不安になる始末(笑)。ただ、対面通行ではあるが大変走りやすかった。

出口は無人でカードや現金で支払う方法。

出口で小休憩。

足元だけ雨の準備をしていたのだが、ここで装備を外して猛暑ドントコイ!スタイルにチェンジ。

台風が近づいてきていてお天気下り坂のはずなのに思ったよりお天気が良くてありがたい話ではあるのだが、この先進むところが猛暑ならば雨の方が涼しくてよいかもしれない、だなんて思ってしまう。

少し早いけどお昼ご飯を食べておこう!そばの里庄川「心打亭」

岐阜県内でも気になる道路標識をたくさん見つけることができたのでちょいちょい停まっては撮影したり飲み物休憩をしつつ

11時前、R158(岐阜県の高山市)を走っていたところえらく大きな駐車場と水車を発見。

なんだろうかと近づいてみると、蕎麦屋さんの模様。そばの里庄川・心打亭さんらしい。開店までもうすぐという時間だったのでここで食べておこうと待機列にわたしたちも加わることにした。

そばが大好きなわたしたちなのだが、このときはなぜだが飛騨牛丼に目を奪われて。牛丼なんてそうそう食べもしないのに。

まぁ、しっかりざるそばを単品でひとつ注文したのはしたんですけれども(^ω^)。

「牛丼ってこんなにおいしかったっけ?」という感じで、(遊んでおいてアレなのだが)少し疲れてきた体に染み渡るおいしさだった。今ブログを書いていても、またここの飛騨牛丼を食べに行きたいなぁと思うくらい。蕎麦も好みだったけど、それより牛丼が印象的だったなぁ(^ω^)。

岐阜県内ではしっかりスーパーのバローに寄って大好きな明宝ハムを購入。飲みもを避けてまでクーラーボックスに明宝ハムをイン(^ω^)。

兵庫では見かけないスーパーだからうれしい。

その後は福井県へ突入

道の駅・九頭竜に表敬訪問。青春18きっぷで兵庫から日帰りの旅をして以来かな。ひさしぶりだなぁ~!

できるだけ山の方山の方を走ったおかげで、思ったより猛暑エリアを走ることはなかったが、それでも徐々に昨日に引き続き謎に頭が痒くなるという現象が頻繁に起きるようになってきた。本当に気が狂いそうになる(笑)。

立ち止まってヘルメットを脱いで頭のマッサージをしたくなること数十分ごとに・・・という状態で、こんなことを繰り返していては家に帰れるのが何時になるかわからない状態だったので福井県でむ。に先に帰ってほしいとお願いして別行動をすることに。

これが本当に不思議なのだが、「一人だし、いつでも好きなときに停まって頭のマッサージができる」状態になったらそれ以降全く頭が痒くなることがなくて(もしかしてストレス??笑)、立ち止まることは皆無だった。

人間の身体ってどうなっているんだろう(^ω^)。

福井県の海側に出ると今にも泣き出しそうな空の色に。雨が降りだす前にと道の駅・シーサイド高浜で夕ご飯を食べておくことに。

あじのたたき丼とアジフライ。おいしかったなぁ~!ごちそうさまでした(^ω^)。

その後はカッパを着こんで大正解。家に帰るまで雨が降り続くし、気温がやけに低くてカッパがないと寒いくらいで。

そしてナビの誘導をしっかり無視して、7月の北海道ツーリングで舞鶴港(京都)から帰宅するときと全く同じ道の間違いをしたような気がする(笑)。

早く帰りたいのに20-30キロくらい遠回りして兵庫の自宅にたどり着いたのが21時前。

「たぶんむ。は”大丈夫”ってカッパも着ないで走って、雨に当たって絶対お腹冷やしてるんやろな~」と思ったら案の定だった(^ω^)。

帰宅した時間はそう変わらなかったみたい。

バンバンズの大冒険、初めてロングツーリングで最後は別々に帰宅ということになったのだが、無事に帰宅できて本当によかった。

兵庫から群馬県くらいまで行けたりするかな?ただどこまでも行く旅、一回群馬県目指してみたいね、下道で

とむ。と話したことがあるのだが、偶然今回近いようなことにチャンレンジできた。600キロ走ったけれど、ほとんど渋滞に巻き込まれることもなく、いい経験ができたなぁ(^ω^)。

※ヘルメットは丸洗いして、それから一度も痒くはなっていないです(笑)。

・バンバンズ走行距離:603.6キロ

・この旅のバンバンズ総走行距離:2,374.2キロ

(完)

年内に書き終わる予定だったのですが、遅くなってしまってすみません。今年もどうぞよろしくお願いいたします(^ω^)。

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