【20】全国に4つだけの「恋」が付く駅、北海道のJR母恋駅の駅弁・母恋めし(さらば北海道、やっと脱出)、のつづき。
2017.9.20(水)くもりのちはれ:北海道ツーリング13日目(最終日)
9時前起床。よく寝た。
いつもは、1人2人いればよい女性専用部屋も半分以上埋まっていたようだ。
いつもの奥のベッドはすでに予約で埋まっていたので、入り口付近の向かい合わせの人がいない場所のベッドにしてもらった。
耳栓をしていたので、特に出入りの音が気になるということもなかったかな。
朝ごはんを食べようと、セイコマで買った山わさび塩ラーメンにお湯を注いで、カフェスペースへ。
食べ始めて、すぐに自分の異変に気付いた。
あかん。船酔いしとる(: ・`д・´)。
このわたしがラーメンを一口二口食べただけで、終了。これ以上食べたら・・
とりあえずビンゴ大会に参加はするものの
座っているのもやっとの状態である。
船内を歩いていてもフラフラしている方が多いので、揺れはかなりのものなのだろう。少なくとも、新日本海フェリーでこれほど揺れたのは初めての経験だ。
そそくさとベッドに戻り、横になる。横になるけれども、気分の悪さはどうにもならず、もう目をぎゅっと閉じて、眠りに落ちることを祈るしかなかった。
途中で目が覚めて、何かお腹に入れておこうとおにぎりを食べるもやはりダメ。その後はトイレとお友達だったw。
時は過ぎ、夕刻
まさかこんなに寝たきりで過ごすことになるなんて(げっそり)。
売店で販売していた酔い止めは、酔ってからだともはや何の効果もなかった(わたしには)。映画も見れなかったし、持ってきた3冊の文庫本も不要になるなんて思いもしなかったなぁ。
まだ依然としてフラフラではあったが、せめて夕日だけでも見ておきたいと思い、ヨタヨタとデッキへ出てみた。風が気持ちいいね。
寝ていないと気持ちが悪いし。でも、これだけ昼間に寝てしまったら今晩は眠れないんだろうなと、明日からの仕事を思うと余計げっそりしてきたw。
京都に近づくにつれ、揺れはおさまり、下船の準備をするのには何の問題もなく、快方に向かったのでよかった(*・ω・)。
定刻より少し遅れて、京都・舞鶴港に入港
21時半を過ぎての入港。
車が出てからの下船になるので少し時間がかかった。
はぁ、陸に降りれたこの安心感といったら(笑)。ただいま。
夜の京都の街をどんどん進んで・・いるとお腹が空いたので食べていこう。今日1日ほとんど食べていないものね。
第一旭でラーメンとチャーハンを食べておこう(がっつり
うまし!
食事をおいしく摂れるしあわせをかみしめる(*・ω・)。
そしてあったまった。
道路わきの温度計は16度。すっかり秋は進んで、関西もこんなに寒くなっていたのだね。
さて。お腹を満たせたら家まであとひとっ走り。0:30にはたどり着けるだろう。
寒さ対策に、グリップヒーターを入れて、カッパを着こんでおいた。
家に帰るまでがツーリング。安全運転で家に帰ろう。
13日目バンバン走行距離:117.2㎞
【2017北海道ツーリング記・完】
北海道ツーリングのあとがき
これで、2017年の北海道ツーリング記は終わりです。
日中にかなり寝ていたので夜が心配だったのですが、いつもと変わらずぐっすり眠ってw、次の日元気に仕事に行くことができました。
台風の影響により、滞在期間は去年より長くなりましたが、まさか21話まで書くことになろうとは予定外でした。もう少し短くできると思ったのに(?!)。
ただ、ツーリング記は何年後かに読んでも楽しめるように、自分のために書いているのもあるので、長くともご容赦願います(笑)。
今年はさまざまなことが起こった旅でした。
など、ハプニングもありました。あ、富良野に滞在中、北朝鮮からのミサイル攻撃もありましたねw。やっぱり観測史上、初めて九州・四国・本州・北海道に上陸したという台風18号が強烈でした。
雨も多いのは多かったですが、北海道に滞在した10日間は毎日青空も見ることができたので、個人的にはそれほど悪かったとは思っていません。
ずっと逃し続けていたココカピウさんのうに丼にありつけたし、東千歳バーベキューも食べることができました。気になっていた、富良野のログ由縁・旭川の21世紀の森のタルハウスも利用できました。帯広のばんえい競馬のバックヤードツアーに参加できたことも楽しかったです。
宿題はいくつか片付きましたが、いつものごとく、残りもしますし、やっぱり増えますね(笑)。
クッチャロ湖キャンプ場を利用できなかったこと。
あとは、例年9月には水量が増えて見えなくなっているタウシュベツ川橋梁。
今年は水量が少なかったおかげでまだ見えていたのに、結局タイミングを逃して行けなかったことが少し残念でした。もういつ崩れてもおかしくないと言われている場所だけに、できるだけ早く行きたいとは思っているのですが・・
宿題があれば、また北海道に行く理由になるのでいいんですけどね(*・ω・)w。
今年はたくさんの旅人の方とお話ができたのが、とても楽しくて、おかげで恵まれた北海道ツーリングになったと思える理由だと思います。
もっと撮らせてもらえばよかったなぁ。
自分のブログはやっぱり恥ずかしくて、自ら誰かに教えることはできなかったのですが|ω・)、流れからツイッターを交換したり、ブログのアドレスを教えてもらったり、今までのわたしにしてはSNSの交流ができたのが進歩したことかな、と思います(今更)。
あと、東千歳バーベキューでご一緒してくださった、カズさんがこのブログを見つけて下さったこともうれしかったできごとです。
ひとつ、とてもとても気になっていることがあります
行きのフェリーの中で、一緒になった山口ナンバーの赤いハーレー乗りの女の子。
彼女は、初めての北海道ツーリング。9/16(土)のフェリーで小樽を出発すると言っていました。ただ、台風18号の影響で、9/16.17.18と3日間フェリーが欠航となり、彼女は大丈夫だったのかと。
19日にフェリー乗り場で探したのですが、姿はなかったので、フェリーの欠航に気が付いて9/15に北海道を脱出したと、思ってはいるのですが・・
山口ナンバーではありますが、広島に住んでいるとのこと。京都舞鶴港まで6時間ほどかかったと言っていました。無事に脱出できたとしても、京都からの帰りは大丈夫だったのか・・
もし、どなたか彼女のことをご存じなら教えてもらえるとうれしいです。
また、走行距離・費用、標識wなどのまとめ記事はぼちぼちアップしていけたらいいなと思います。
最後までお付き合い、ありがとうございました。完全燃焼です(*・ω・)w。