【今年限定】北海道150年記念ダムカード・幌加内の蕎麦に感動した話【2018-2ND-4】

2018.8.31(金)晴れのち雨 北海道ツーリング2日目 天塩→北見

あ、雨は?

カーテンを開けると、雨は降っていなかった。よかった。止んだのか。空の色が思ったより軽かった。北海道の天気予報はあまり本気にしてはいけないことはわかっている。

もしかしたら、今日の天気は好転するのでは?とひとりにんまりしながら新作のちくわパンにかじりついた。ふむ。普通のちくわパンのほうがわたしは好きだなと歯ごたえのあるちくわをかみしめながら思った。

ライダーハウスにいたお兄さんによると、昨日は留萌方面(南)から北上してきたそうだが、3時間くらい結構な雨の中を走ってここにたどり着いたと言っていた。

北海道は広い。もしかしたら、どこかに晴れた場所があるのでは?と探す楽しみがあるのも北海道を旅する面白さでもある。もちろん、どこまでもどこまでも走っても雨の場合もあるが(笑)。

身支度を済ませ、バンバンを拭きあげた。

セイコーマートで恒例のゴミ捨てを済ませたら、8時前、元気に天塩の町を出発だ。

青空も少し見えてきた(^ω^)。今日もよい一日になりますように。

2018年、北海道では150周年・記念(限定)ダムカードが配布されている

7月の終わりごろ、何気に「そういや北海道の限定ダムカードってあるのかな?」と検索をかけてみたところ見つけてしまったのだ。

今年は北海道と命名されて150年。それを記念して限定のダムカードが配布されるというのである。

  • 2018年のみ配布される150年記念ダムカード
  • 北海道の気候風土である雪に着目した雪景色の限定ダムカード(白色)
  • 記念カードは全部で18枚(幌別ダムもあるようなので19枚目もある模様?)

だだただ悲しいのが、

配布期間:平成30年7月13日(金) ~ 平成30年12月25日(火)

ということである。もう少しだけ早く配布を始めてくれていたら・・

6月にも北海道に行っていたのにぃ!前回と合わせたらコンプリートできていたかもしれないのにぃ!(笑)

旅の記録としては前後してしまうのだが情報として。

この2日後の9/2(日)に厚幌ダム(建設中)のダムカードを厚真町のしゃべ~るにもらいにいったのだが、既に配布枚数が終わったとのことで、建設中のダムカード(緑色・Ver.3)しか頂くことができなかった。

なお、平日配布している厚幌ダム建設事務所でも150年記念カードを切らしているかどうかは不明。

しかし、12月まで配布予定のものが、9月上旬で既に予定枚数終了ということは、他でもなくなっているところが多いのかもしれない?

そんなわけで、記念ダムカードがほすぃ!限定ダムカードがほすぃ!と思っていた割に、北海道にやってきてみると、そんなことはどうでもよくなりかけていた自分にびっくりする(笑)。

ダムカードを集めようと思うと、次はここ、次はここ、と必然的に行く先が決まってしまう。しかも効率のよいルートを選択しがちだ。

天気が悪い日なら雨の日の北海道ツーリングの楽しみ方の一つとしてよいのだが、お天気がそこそこ良いと、少しばかり自分が自分の旅を窮屈にしていると感じてしまう。だって北海道は一本外れた道が素敵だから・・

しかしながら、これが今回やりたいこと(気になっていること)のひとつだったのだ。せっかくもらったチャンスなのだから可能な限りチャレンジしてみよう(^ω^)。まずは南下だ。

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記念ダムカード1枚目:有明ダム

既に入手済みの箇所でも配布されている点が個人的には若干厄介だ(^ω^)。有明ダムは一昨年行ったのにな(笑)。

R232の海岸線をどんどん南下しているともっと青空が広がってきた。一旦道道708へ入り10キロほど内陸へ、有明ダムに向かって走っていく。

早く海側に戻りたいなんて思いながら(笑)、配布時間スタートの9時を少し過ぎて管理事務所に到着。

前は初山別の岬の湯で有明ダムカードを頂いたので、管理事務所を訪ねるのは初めて。

北海道150周年記念ダムカード・有明ダムゲット٩( ‘ω’ )و

これは想像以上にかっこいいダムカードだ。絶対絶対、と思うと気が狂いそうになるので(笑)、ゆるゆると集めてみようと思う。

通常バージョンのダムカードももらえちゃった。管理人さんがとても気さくな方でいろいろお話しできた(うれしい)。記念すべき1枚目のスタートがここでよかった(^ω^)。

さて、来た道を戻り、海岸線(R232)へ。本来曲がるべきところを通り過ぎてみる。

だって、気持ちのいい天気なんやもん!

上平グリーンヒルウィンドファームの風車群。ここはダートの部分もあるけれど少し入っていくこともできる。

今日は海岸線からで。留萌方面から北上してくるとき、「あぁ、北海道に来たなぁ」と毎度思う風景のひとつでもある。工事中の様子は今年だけかも(^ω^)。

そうこうしていると、「ちょっとそこまで」風なママチャリと服装とで通り過ぎて行ったチャリダー君を発見!銀マットを載せていたから旅人のはずだ。

身軽な感じが素敵すぎた。自転車と徒歩でたのしみながら周っている人は本当にかっこいいと思う(^ω^)。

さて行きますか。

苫前町からR239で内陸部へ

気持ちよく走るけれども、不穏な雲も確認できた。路面が濡れているかもと、下だけカッパを履いていたけれど、上も着ておこう。

北海道では、市街地を過ぎると何にもないところが多いので、雨を避けて雨具を用意できる「軒下」や「雨宿りできる場所」を見つけるのが困難な場合がほとんどだ。

面倒くさくても早め早めのカッパ着用がよいと思うし、雨具は取りだしやすいところに入れておく荷物は防水バッグを使用するなど、最初から雨対策をしていると楽だと思う。

結果的に、前半は怪しい雲がいくつかあったけれど、雨に当たることなくスルーできた(^ω^)。

霧立峠をすぎ、R275との合流点。

手打ちそばのお店・霧立亭に寄ってみよう

 

この辺りの道は今まで何度も何度も通っているのだが、その度に華麗にスルーしてきたお店だ。

ほら。北海道ではやっぱり海鮮ものとかジンギスカンとかセイコマ飯が食べたいじゃない(^ω^)。だから「北海道でそばを食べる」選択肢がわたしにはなかったのだ。

それでも、いろんな方が「北海道の蕎麦はおいしい」と言っているのは知っていたし、今回、背中を押してくれたのは、もしかしたら昨日東京で食べた立ち食い蕎麦だったのかも。

店内に入ると、ひとりの男性ばかり4人がまばらに座っていた。まるで予備知識のないわたしは、何を食べようかと迷った挙句、やっぱりざるそばがいいよね、とそばかま天付ざるそばにしてみた。1,000円くらいだったかな。

「そばかま天」なんて聞きなれない食べ物だが、そばの実が練り込まれたかまぼこのようである。

そばかま天付ざるそばの登場(^ω^)

いい感じやん。

天ぷらは1個でいいけどな(^ω^)なんてほお張ってみると、熱々!でプリプリ!少し香ばしい感じもして、とっても気にいった。

多分わたしはあまり鼻が良くないので、蕎麦は正直よくわからないのだけど(大抵どれもおいしい、笑)、まずはそばをつゆにつけず食べてみると、かおりよく、歯ごたえよく、このままつゆなしでも食べれるんじゃないかと思ったほど。

あとからツイートした通りである(^ω^)。

つゆはキリっとしていて、今まで食べたものの中でも甘くないものだったように思う。そばやラーメンは好みがとてもわかれやすい食べ物だと思うけど、わたしは結構好きだった。北海道では8月中旬から9月の中旬が収穫時期なので、まさにどんぴしゃのシーズンだったのもよかったのかも(^ω^)。

一緒にそば湯もついていたのでゆっくり飲むと、じんわり体が温まって、じんわり満腹感も得られて、この上ないしあわせを感じることができた。

次も霧立亭さんかもしれないし、幌加内(ほろかない)の別の蕎麦屋さんかもしれないし、新得(しんとく)の町でかもしれないけれど、また北海道の蕎麦を食べたいと思った。

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