美幌峠・知床峠・開陽台にバイク神社?!道東満喫の巻【2018-2ND-6】

2018.9.1(土)晴れのち雨 北海道ツーリング3日目 北見→池田

ここのホテルのさらなるよいところは、6時から朝食を頂けることだ。

小鉢に取り分けてくれているものも多く、取りやすい。注文すれば、焼きたてのオムレツも用意してもらえた。野菜もしっかりあって大満足の朝ごはんだった(^ω^)。

ドーミーインは北海道各地にもホテルがあるけれど、中でもプレミアムと名の付いたドーミーイン・プレミアム・小樽に泊まって朝ごはんを食べてみたいものだ。

バンバンは昨日のうちに拭き上げていたのでバッチシだ。さて、出発しよう。

そういや、昨日だけで赤と青のホクレンフラッグをゲットできてしまった。9月中旬以降だと「完売しました」という案内が多いのだが、あっさりと見つけられてちょっとつまらない(笑)。

まずは、宿から徒歩5分の距離のJR北見駅へ

6月に来たときには、常呂町のカーリングホールなどを巡った。そのいきさつはツーリング記に書いた通りである。

今年の北海道ツーリングを計画するにあたって、後輩から邦画・シムソンズのDVDを借りたのだ。そのロケ地巡りをしようと思っていたけれど、6月は雨予報でルートを変更したので北見市で十分な時間を取ることができなかったのだ。

ようやく来れた。みんなでスープを販売して、のちにおまわりさんに追いかけられるシーンが、あの三角屋根の少し前の辺りだと思うのだ。

でも、北見で焼肉やさんにも行けなかったし、ワッフルも食べれなかった。常呂町のcafe・しゃべりたいにも行けていない。また次回以降に持ち越しの宿題である(^ω^)。

これから走る方向には青空が広がっている。事前予報からするとかなりよい予報に変わった。今日もよい一日になりますように٩( ‘ω’ )و 。

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まずはR39→R243・美幌(びほろ)峠へ

心ウキウキさせながら走るわけだが、道路の案内に「美幌峠・濃霧」と出ており、次第に「あーあ(↓)」と。まぁ、こればかりは仕方がない。

土曜日だというのに、道の駅・ぐるっとパノラマ美幌峠には1台もバイクが停まっていなかった(地元の方は走らないのかな?)。

「濃霧」という割に、霧の影響なく峠まで来ることができた。一応展望台に上がっておこうかなと行くと遊歩道が工事中。

仕方がないので、建物内を通って行こうとしたところ

ふぁっ!!

ロコ・ソラーレのオホーツクールがあった٩( ‘ω’ )و

ネコタビさんから、道の駅・おこっぺや道の駅・おうむにパネルがあったよ、とはきいてはいたけれど、まさか美幌峠の休憩所にもあったとは。これは超うれしい(^ω^)。

しかも人がまばらなおかげでハマって写真を撮りやすかったw。

で、肝心の美幌峠からの景色は・・?

・・・うぬぬ。

「(屈斜路湖と中島が)ちゃんと見えているだけ全然いい」と地元の方がおっしゃっていて、まぁ、確かにその通りなのだが。そろそろ晴れて欲しいなぁ(^ω^)。

初めてきたときはこんな感じだったので、参考までに(^ω^)

随分前の安物のデジカメで撮影したものなので、3割増しでイメージしてもらえたら。

屈斜路湖に吸い込まれそうなこの道がとても好きだ。

この後どうしようかとしばし思案。お天気は良さそうだけど、美幌峠がこれなら霧が出やすい知床峠はどうかなぁ。なんて思いつつも、お天気のよさにつられて、バンバンと走り始めた。

あれ?道を間違えたかも?

そんなことはよくある話なのだが、「道も間違えてみるもんだ」と北海道でなおそう思えるのは、思いがけない素敵な道に出合えるからだ。

斜里(しゃり)にはツーリングマップルの表紙にもなったことがある天まで続く道と名のついたところがあるけれども、斜里のあたりだと割とどこもそうじゃない?と思ったりもする。天まで続く道には、1回行っただけかな(笑)。

ただただ静かな、海に続いていく道。今日巡り合えたこの場所は、ここが斜里町のどこかだということはわかるけれど、おそらくもうたどり着けそうにない。

でも、きっとまたこんな風景に巡り合えるはずだから、心配しなくてよいのだ(^ω^)。

いよいよ、R334・知床横断道路、知床峠へ٩( ‘ω’ )و

ウトロ側から突入だ。

こんなに晴れているのに、走っていても

嫌な予感しかしなかったww。

やっぱり!な濃霧の知床峠(笑)

標高740m。バンバンから降りるのを少しためらうくらい結構風が強くて、なかなかに寒かった。

記念撮影だけはしておこう、と碑の前があくのをガタガタ震えながらずっと待っていたのに、パッと来た車の観光客が順番をぬかしていったのが非常に腹立たしかった(しかも撮影長いし)。車の中、あったかいんやからちょっとぐらい待てや、コラ!(^ω^)。<毒

当然、羅臼(らうす)岳も見えるはずもなく

いそいそと撤退である。

晴れた日だとこんなすてきな知床峠

晴れていても羅臼岳には雲がかかりやすい。

羅臼側からの登山道で羅臼岳に登ったことがあるけれども(一般的にはウトロ側からの登山道を推奨)、そのときも下界は快晴だったのに、頂上はこんな感じだった。

国後島は見えるかな?なんて途中まではワクワクしながら来たけど、

また次もワクワクしながら来たらいいか(^ω^)。

ほんの少しだけ峠を下ると、すぐに青空が広がり、ぽかぽかしてきた。そして、風が弱まったことに心底ほっとした。

しかし、こんなことならウトロの波飛沫(なみしぶき)でラーメンを食べてくればよかったな、なんて思いつつ

とりあえず、標津(しべつ)あたりのセイコマでご飯を食べよう

と、たどり着いたものの、楽しみにしていたホットシェフが空っぽだった・・お店の前にたくさんチャリダー君がいたもんなぁ。仕方ない。

そんなわけで栗ソフト!こんなにあたたかくて、青空の下でソフトクリームを食べれるだなんて最高٩( ‘ω’ )و

味がどうのこうのという前に、パッケージがかわいすぎて百点満点だ(^ω^)。

セイコマでは、最後までネコタビさんに教えてもらっていたハスカップソフトが見つけられなかった。夏限定なのかな。

ソフトクリームをパクつきながら、次はどこに行こうか、と考えていたら、急に開陽台(かいようだい)のはちみつソフトを食べたくなったので、ひさしぶりに開陽台に行ってみることにした。

中標津(なかしべつ)町の開陽台へGO!

開陽台は、道東にいたころよく来ていたので、今更行くこともないのだけど、野付半島や走古丹(はしりこたん)同様、定期的に訪問したくなる場所ではある。

こんなに天気が良いのにバイクの数が少なくて驚いた。

これはまいったな。はーきもちいい٩( ‘ω’ )و

地球が丸く見えると書いているけれども、積極的にそんな風には感じたことはないかも。言われたら、「お、おん・・そうかもしれない・・」くらいには答えるかもしれないけど(笑)。

眺めはどちらかというと、多和平900牧場の方が好きかもしれないのに、いちばん足を運んでいる回数が多いのはやっぱりひいきしているからなのかも(^ω^)。

バンバンなら上がって来れるはずなので、一度はここでテント泊をしてみたい。

ちょっとカフェでゆっくりしよう

さて、はちみつソフトを・・と思ったのだけど、見つけてしまった「おにぎり」の文字。

「あ!おにぎり食べた後にハチミツソフトを食べたらええやん!」と思ったわたしは、安易にいくらおにぎりを注文してしまったのだ。350円くらいだったし・・まさか・・本当に軽率だった・・(笑)。

おにぎり、どーん!!

めちゃでかっ!!(笑)そりゃお箸もついてくるわ!!

ほかほかのおにぎりは、ちょっとバラけやすかったけどおいしかった(^ω^)。でもこの大きさのおかげではちみつソフトは断念。

また食べに来ればいいか(^ω^)。

今日の宿は池田町だ

多和平に寄って、足寄(あしょろ)方面から行けばいいかな、でもまだ距離があるから多和平をカットして宿を目指した方がいいかな、と思っていたところ、面白い方に出会ってしまい、しばし談笑。・・時間が・・と思いつつ・・

確かに今日の走行距離は少しばかり長めをイメージしていたのだけど、「誰かと長話する」ということを念頭に入れてないプランだったなと反省。

そんなわけでお別れした後、多和平にはいかず、教えてもらった

標茶町の川上神社(バイク神社)へ

北海道にバイク神社があるだなんて初めて知った!一度「バイク神社」と言われているところに行ってみたかったのだ(^ω^)。

あ、教えてもらった通り、確かにタンクがkawasakiじゃない(笑)。

神主さんと少しお話をさせてもらい、お守りも購入。宿泊していないので詳細はわからないのだが、無料で宿泊もさせてもらえるらしい。

事故なく兵庫まで帰れますように。

結構な寄り道をしてしまった。いくつかルートはあったのだが、少し暗くなった場合のことを考えて、交通量の多そうな道を選択。

やっぱり今日も最後は雨w

釧路を今日通るつもりなんて全くなかったので調べていなかったのだが、夕方あたりから釧路周辺は雨予報だったらしいw。

なんかあやしいなぁと思って事前に雨のフル装備をしてはいたので大惨事は免れたが、油断していたライダーさんはずぶぬれになった後でカッパを着こんでいた・・

雨量が多かったのは釧路周辺だけで、宿に近づくにつれ小降りになり、コンビニにも寄ってお買い物もしやすくて助かった。昨日にひきつづき、日中のメイン活動が終わってから宿までの雨だったのでラッキーだったとしか言いようがない。

ライダーハウスルート242にチェックイン!

今日はライダーハウスルート242という池田町の宿を初めて利用したのだが、とにかく斬新だった(笑)。

玄関にお出迎えのお名前・部屋番号を書いてくれているし、オーナーさんは居なくて自由にしてよい感じだし、お金はどうやって払うの?と思って部屋に行くと

2,880円の宿泊代に対し、わたしが3,000円を出すだろうと見込んでおつりまで用意してくれていたww(宿泊費は、明日鍵返却ボックスの穴の中に落とし入れる仕組み)。

今日の宿泊者は、わたし以外では道内から釣りに来ている2人組のお父さんだけだった。

ここは「ライダーハウス」と名はついているものの、宿泊客はライダーだけではない。お二人は明日朝3時に出発し、船に乗って釣りに行くのだそうだ。

60歳を過ぎたお二人だったが、この年代の方とお話をすると、いかに旦那さんが奥さんのことを好きなのか、そして奥さんが一人であちこちに行くのを好ましく思っていないのか、そして、自分がやることにはついてきてほしいと思っているのかがよくわかる(笑)。

「一緒に釣りに来てほしいなら、奥さんがするテニスにも付き合ってあげることから始めてみては?」

というと、それはできない、と(え、なんで?w)。

「いっつも一緒だなんて息がつまるじゃないですか(^ω^)。それぞれに一人で活動する時間があってもよいと思うんですけど・・一人だからこそ出逢える人、話せる人がいますよね。それを、”こんなことがあったよ”、”こんな人に出会ったよ”って話したり、フンフンって話をきいてあげるのはナシですか?」

というと、ナシなのだそうだ(え、なんで?w)。

でも、このシーズン毎週末釣りに来ているということは、快く奥さんは出してくれているということで、今頃奥さんは一人で自由に・・(笑)

そんな切ない話をきいていると、一人でどこかに行って帰ってきても「楽しかった?」と必ず話を聞いてくれて(む。は全然わたしの話の内容は覚えてはないけどw)、一緒にバイクに乗って、しかもそのバイクまで同じで・・って思うと、我が家はとても平和なのだなと思った。

なんか結婚って難しいねw。

結局のところ、理解はできなくても、「受け入れる」とか「許す」ってことなんじゃないかな。と。知らんけど(^ω^)。

  • バンバン3日目走行距離:508.0キロ

明日は北海道での最終日。終日快晴予報だ。

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