本土最東端・納沙布岬へ!6月の北海道がツーリングシーズンだと言ったのは誰だ?(笑)の巻【2018-5話】

2018.6.15(金)くもりときどき晴れ(パラっと霧雨) 北海道ツーリング2日目のつづき

7時過ぎ、宿に帰ると、昨日はお会いできなかった女将さんがニコニコと出迎えてくれた。

「寒かったね、お風呂用意してるから、入って温まったらいいよ。その間にご飯の用意しておくね(^ω^)」

貸し切り風呂にして入れる温泉。

・・と言っても、後から知ったのだが、この日の宿泊者はわたし一人だったようだ(笑)。

少しぬるめだけど、底に岩盤を置いてくれている。ゆっくり入って出ると、身体がぽかぽか(^ω^)。

女将さんの手作り朝ごはん٩( ‘ω’ )و

お腹ペコペコだ。

お釜で炊き立てのご飯。女将さん手作りの味噌を使った味噌汁。

手前の3種の味噌がまたおいしくて、ご飯がすすむ君で仕方ない。わたしの大好きなフキもあるし(^ω^)。とりあえず、北海道に咲く花・エゾノリュウキンカの葉を食べれることに驚いた。

頂いたよつ葉牛乳もグビグビ飲んで、韓国ドラマにはまっているという女将さんとおしゃべりして、の至福のとき。

「北海道の6月って、地元の方にとってどんな感じですか?」

と訊いてみたら、「夏前で静かだし、新緑できれいだし、お花も咲き始めて、私は1年でも一番好きなとき。でもちょっと今は寒すぎるね(笑)」とのお返事だった。

そうなんです!寒すぎなんです!w(川平風)

またむ。と一緒に森のふくろうさんに泊まりに来たいな。そのときは女将さんおすすめの夕食もつけて。タウシュベツ橋の違う季節の姿を見れたら最高だ(^ω^)。

バイクガレージからジクサーを出して、そろそろ出発の時間。

今日はさらに寒くなりそうだ。インナーに防寒具として持ってきたモンベルの薄手のカッパを。下もワークマンのカッパを履いておこう。

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9:00 道東へ向けてGO!

本当は、今日明日と湧別に泊まって、北見市・常呂町周辺のカーリング(LS北見)にまつわるところを周ったり、グルメを楽しもうと思っていたのだが、どういうわけだか北見周辺だけ雨予報なのだ。

さすがにこの寒さで雨は辛い。南の方だと少しは天候もマシではないだろうかと南下してから東へ向かうことにした。

雨が降ってきたら釧路市内のビジネスホテルに泊まって居酒屋に飲みに行くのもいいかも。

霧多布岬の近くには温泉もあるからキャンプ場のバンガローでもいい。浜中町のソフトクリームを食べに行くのもいいかも。

根室にも探せばビジネスホテルくらいあるだろう。一度も泊まったことがないから、納沙布岬(最東端)の鈴木食堂のライダーハウスでも。

なんて今日の宿泊場所を考えながら進んでいく。

まずはジクサーに初給油、燃費は?

まだ2目盛りほど残ってはいたけれども、給油しておくことにした。

ホクレンに来ても、ホクレンフラッグは7/1からの販売なのでまだ買えないのが残念(笑)。

2018年のホクレンフラッグについてはこちらのホクレンのページを。まだデザインの詳細は出てないのかな。

  • ジクサーのタンク容量は12L
  • カタログ燃費は50km/L以上

300㎞以上走って、まだ余力を残して給油だなんて、タンク容量7.5Lのバンバン(キャブ車)では考えられない(^ω^)。バンバンなら昨日で2回は給油している(笑)。

入ったガソリンは7.21リットル。走行距離が332kmだったので46.04km/Lという燃費だった。

今回はジクサーにしてはあまり燃費がよくないのかもしれないけれども、この走りで45km/Lを超えるなんて。満タンで500kmは走るだなんて、すごいぜジクサー٩( ‘ω’ )و

R241から足寄方面 螺湾(らわん)へ

6月の北海道ツーリングということで、いくつかある楽しみにしていたことの一つが、足寄(あしょろ)の螺湾(らわん)ブキを見に行くことだ。

7月中旬が見頃だと言われている。背丈より大きなラワンブキとともに写真を撮ってみたい٩( ‘ω’ )و と思っていたのだ。

イメージとしては、道の駅・あしょろ銀河ホール21にある千春さんの写真を参考にしてもらえればw。

去年、9月に道の駅に寄って職員さんにきいてみたところ、2016年の大雨・台風で、ラワンブキがやられてしまったので、再生まで数年かかりそう、とのお話を聞いていた。

それでも、せっかくのシーズンなので行ってみようとR241から道道664号線を進んでいく。

あっ、かわいい「ただいま牛横断中」(^ω^)。

ラワンぶき観賞ほ場まであと9キロの案内。

あれ?もう9キロ以上走った気がするけど、観賞ほ場、あったかな?!・・と思いつつ進んでいると、オンネトーまであと5Kの案内とともにダートゾーンが現れた(^ω^)。

バンバンとなら、迷うことなくつっこんで行くところなのだけど、さすがにレンタルバイクのジクサーでは・・

行けるはずもないのに、ダートを前にちょっぴりモジモジして考えた挙句、引き返すことにした。

パラパラと霧雨が降り始めて寒さが増してきたけれども、幸い、グローブも表面が少し湿った程度で止んでくれた。

もしかしてこのあたりなのかな?

何というか、こう。ちょっとイメージと違うのだけど(笑)。

と思いつつも無理やり納得して進んでいると、あっ!あった!!

こんな風に倒すなら、国道入り口にもそう書いておいてほしいな(笑)。

足寄のラワンブキ観賞ほ場は閉鎖中

入り口にはロープが張られていて立ち入り禁止になっていた。

やっぱり2年前の台風で大きな傷を負ってしまったみたいだ。

それでも、巨大なラワンブキがあったので一緒にパチリ(^ω^)。

ラワンブキのシーズンでないと、道道664号線を走ることもなかっただろうから、よしとしよう(^ω^)。

阿寒湖から弟子屈(てしかが)方面へR241をさらに進むか、釧路方面へR240を南下していくか迷ったけれども、やはり予定通り釧路方面(R240)へ進むことにした。

どうして迷ったかというと、どちらの方面もとっても晴れてきたからだ。

こんな感じの場所に停まったところで、バンバンだと気にもしたことないのだが、ほんの少し斜めになっているおかげで跨って出発する際、右足が地面に届かなくて困ること多発w。己の足の短さとバンバンの圧倒的な安心感を痛感した次第である。

そんなこんなあり、動物の警戒標識の鳥注意バージョンを初めて見たのに逃してしまったり、カントリーサインもいくつか停まれずに通過してしまった。

まぁ、仕方ないか(^ω^)。

一方で、牛さんと少し戯れることができたよき一日でもあったのだ。

モー夢中。

目が合ったらドスドス、近づいてきてくれる(^ω^)。

はい、ポーズ(^ω^)。

幸い雨が降らなかったので、まだ進めると釧路を通過。

ただ、東に向かうほど寒さは厳しさを増していく。こんな寒さ、山陰で雪の中をびしょぬれになって走ったとき以来かもしれない・・

さらに雨用のカッパをアウターとして着こんでおく。真冬の今日は寒いな、と思う日に関西をツーリングしても、こんなに着こんだことなんてない。ここまで寒いなんて聞いてないよ~(笑)。

セイコーマートにピットイン

ちくわパンを見つけられたのでフライドチキンとサラダとともに頂く。セイコーマートのイートインにはいつも救われる。

それにしても、セイコーマートのフライドチキン、初めて食べたけどめっちゃ好みやわ(^ω^)。

さて、今日の宿をどうするか?

浜中町までやってきた。

とてもじゃないけれどもソフトクリームなんて食べれる気温ではない(笑)。

けれども、ここで右に曲がれば、霧多布岬のキャンプ場まであと15キロ強。キャンプ場から少し走れば温泉もある。

本土最東端の納沙布岬まで進むならあと80キロ。ライダーハウスの鈴木食堂ではサンマ丼を食べることができる(^ω^)。

この時点で16時。雨は降りそうにない。

いつもなら迷わず最東端の納沙布岬を目指すところだが、もう、あまりの寒さで心がポキっと折れそうなのだ。

本当は今すぐ右折したい気持ちでいっぱいなのだが、この期に及んでさんま丼を食べたい気持ちをあきらめきれない、食いしんぼうなわたしだった(^ω^)。

まずは電話をして今日ライダーハウスの営業をしているのかどうか確認してみようと電話をしてみると、あっさりOKとのお返事w。

そんなわけで、あと80キロ走ることにした。

途中の温度計表示は6.5度。それよりも寒く感じる上、進むにつれてどんどん気温が下がっていくように思えた。

日本最東端のガソリンスタンドで給油!

根室市内で給油をしたい気持ちを抑えつつ、最東端のガソリンスタンドにインしたつもりが、あれ?どこにも最東端アピールをしてない・・

まさか!と思ったら日本最東端のガソリンスタンドは、この歯舞のエネオスではなく、もう少し先に進んだところにあるモービルだった件。

間違えて満タン入れちゃった(笑)。ヘタこいた(^ω^)。

※モービルでも派手に最東端アピールはしていないようだが、在庫があれば最東端の給油証明書をもらえるみたい。

そんなこんなで、

ビュービュー風が吹き付ける、物寂しい日本最東端に到達

いくら17時を過ぎているとはいえ、まさかこんなに人がいないだなんて思いもしなかった。

あまりに風が強く、三脚が使えなかったので地面にカメラを置いて撮ったの図。

これは次の日にツイートしたものだけど、寒さで指が痛すぎ&体の震えが止まらなくてうまく打てず、めちゃくちゃだった(笑)。

ここから、今日の宿・鈴木食堂(ライダーハウス)まではすぐそこだ

到着すると、ご主人が出迎えてくれ、一緒になってここだと風が当たりにくいかな?とジクサーを停めるよき場所を探してくれた(感謝)。

誰もいない部屋に荷物を運びこみ、着替えてから食堂へ。

サンマ丼、いただきまーす٩( ‘ω’ )و

5年前、初めてバンバンと北海道ツーリングをした際、ここで食事をしたのだ。

そのおいしさにほっぺたがおっこちそうになった生さんま丼。ちょうど9月の漁期の頃だったので本当においしかったのだ。さんまがキラッキラだった。

今は漁期ではないので、冷凍のさんまを使用している。

でもいいんです!(川平さん2度目の登場)

やっぱりおいしいわ(^ω^)。

そして、お味噌汁のあたたかさが身体全体に染み渡っていく(笑)。

花咲ガニの鉄砲汁付きにもできるけれども、最近ちょっと気づいたことがあってやめておいた。もしかしたらわたしってば蟹のアレルギーが少しあるのではないかと(手がかゆくなる・・単に塩分のせいかな?)。

ご主人はとってもお話し好きなので、食後はずーっとおしゃべりタイム(^ω^)。

テレビでも取り上げられているので、テレビに出演したDVDを見せてもらったり、「鈴木食堂」という名前だけど、ご主人は「鈴木さん」じゃないことを教えてもらったり(笑)、ちょっぴりディープな話、新しいライダーハウスができることも教えてもらえた。

おしいな、あと少し遅くに来たら、新しい鈴木食堂のライダーハウスを利用できたのに(^ω^)。

現在のライダーハウスは、鈴木食堂の横にある10畳ほどの男女混合の部屋である(下の写真は以前撮影したもの)。

トイレは中にあるけれども、水場は一旦外に出てお店の裏側のところを利用するので、お天気が悪いときなどは行きにくい感じなのだが、新しいところはシャワーに加え、炊事場もあるそうだ。

2段ベッドを入れるかどうするか、ご主人は迷っていたけれども、どういう仕様になるのか楽しみだ。利用料金は現在の600円から1,000円程度になる予定とのこと。

そうこうしていると完全に暗くなる前に、沖縄ナンバー(!)のイケメン君が到着。

あと、真っ暗になった20時半過ぎ(!)にようやく到着した男性と合わせて計3人が今日の宿泊メンバー。とりあえず、最後に到着した男性にいろいろ驚かされたわたしだったw。

風が強くなり、ますます気温が下がってきた。ジクサーが風で倒れないといいけど・・

  • ジクサー2日目走行距離:382.3km

雨に当たらなかったのが幸い(^ω^)。

400キロ近く走ったけど、やっぱりお尻が痛くならないジクサーはすごい。それともわたしの肉厚が・・(^ω^)

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