日勝峠、晴天の中ジクサーと駆け抜けたよ。糠平温泉で温まろう【2018-3話】

2018.6.14(木)くもりのち晴れ 北海道ツーリング1日目のつづき

今回の北海道ツーリングで楽しみにしていることのひとつに、R274・日勝峠(にっしょうとうげ)を走ること、があった。

2016年の大雨・台風のため橋が崩れ落ちたりなどの被害を受け、2017年10月末まで日勝峠は通行止めだったのである。

今年はひさしぶりに走れる(^ω^)とワクワクしながら旧富内駅から走っていると

思わず二度見してUターン!クマさんを発見。

北海道には「苫前だベアー」だったり、

森町の「危ねーベアー」など、各地にクマさんが出没するわけだが

なんとここのクマさんは、

アテンション・ベアーズ」とみんなの注目を集めた上での「シートベルトするベアー作戦!」の2本立てだった(これはツボる!w)。

R274・復旧した日勝峠を走る

いよいよ日勝峠へ突入!と思ったらどんよりとした雲が広がってきた。

雨が降らないだけ良し、と思わなければ、と言い聞かせる。

「ひさしぶりに日勝峠を走れる」だなんて書いたけれども、本当にひさしぶりなのだ。

この辺を走るときは割と南富良野~清水を結ぶR38の狩勝峠(かりかちとうげ)を選択することが多いので、もしかしたら13年ぶりなのかもしれない(?)。

標高は約1,020m。交通量は思ったより少なく、ぐんぐん標高を上げていく。

わたしの走り方だと、ジクサーの上り関しても何の不満もない。上りのパワーはわたしのバンバンの方があるのかなぁ?

あれらは2年前の台風で流されてきたものなのだろうか・・頂上付近は工事をしている部分もあり、片側通行になっている箇所もあった。

うれしいのは、標高を上げるに従って、空が明るくなってきたこと(^ω^)。

頂上付近には展望が開けたところがないので、すぐに清水側に下り始める。

青空広がる下りで、ジクサーと気持ちよく駆け抜けた。

よくライダーさんで「ヒラヒラと」という表現を使う方がいるけれども、わたしが言いたいこともその言葉に近いのかな(笑)。カーブで攻めたりなんてしないけれども、ちゃんと自分が思うように曲がってくれて、安心である。

  1. 直線での加速
  2. 峠の上りでの加速と曲がり方
  3. 峠の下りでの曲がり方
  4. 舗装道路ではない場所での走行、取り回し(旧富内駅付近で済)
  5. 積載した荷物の具合
  6. 振動、ポジション
  7. 平坦ではない場所での足つき(足短めの160cm)

特に3-7が気になるところだったのだが、7以外の不安はわたしの中で早々に解消できて、自信をもって北海道をジクサーとツーリングできると思った次第。

難しいことはわからないけど、ほら。フィーリングが合うってやつよ(^ω^)。それそれ。

しかし、日勝峠で動画カメラを回していなかったことが悔やまれる。

清水ドライブインに寄ってみよう。

ふぁっ!

何これ!旅するジクサー、超かっこいいやん(^ω^)。青いバイクって青空の下でこんなに映えるのね。

今日は一日曇り予報。まさか今日、青空広がる下、日勝峠を越えれるなんて思ってもいなかったから、よろこびも倍増である。

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道道718号線で十勝ダムへ

気持ちよく道道を走っていると、おや?!

違和感があったのでUターンし、反対車線のヘキサゴンをパチリ。

普通は「道道」と表記されるのに、「一般道道」と書いてある。こんなヘキサゴン初めて見た。早々に見たことない標識類に遭遇できるなんて、ニンマリである(^ω^)。

十勝ダム管理所事務所に行くと、とても素敵な職員さんが中に入れて下さり、

屋上まで案内してくれて、上からロックフィルダムを撮影させてくれた。こんな風に対応してくださったところは初めてでとっても感動した。

中には全国のダムカードも展示してあった。

中に入れて頂いてありがとうございました(^ω^)。

もうすぐ夏至。一日が長い。空は明るいけれど、冬グローブでも寒さで指先が痛くなるほど冷え込んできた。そろそろいい時間。宿に向かおう。

糠平温泉・森のふくろうさんへ

明日のタウシュベツ橋の早朝ツアーに参加するため、今回唯一宿の予約をしたのが糠平(ぬかびら)の宿・「ペンション・森のふくろう」さんである。

隣は糠平温泉で有名な中村屋さんという立地。

料理など総合的なクチコミ評価がとてもよかったので安心して予約したわけだが、リーズナブルな値段だけでもうれしいのに、バイクガレージまであることが判明して小躍りしてしまった(^ω^)。

外だと躊躇してしまう少々の荷物も置いていきやすい。雨が降っても作業がしやすいので、屋根付き&扉付きのバイク置き場はとてもありがたい。お借りしているジクサーなのでなおさらだ。

朗らかなご主人が出迎えて下さった。

到着時間が少し遅くなるかも、と思い、朝ごはんだけつけてもらったのだが、こんなあたたかな宿の夕ご飯なら、食べてみたかったなぁ(^ω^)。

心配していた明日の早朝ツアーの集合場所も宿の向かいの白い建物。部屋の窓から見える。こんなに近ければ、慌てなくてよさそうだ(笑)。

お腹が空いたので夜ご飯をもりもり食べw

注)探し物があってローソンに寄ったら、お弁当が半額になっていたのでつい買ってしまった。

宿泊すると、糠平温泉の他の施設の温泉に入りに行けるチケットをもらえたので行ってみた。

今まで、糠平温泉と言えばお世話になっていた、湯元館へ

ライダー向けに大広間を開放してくださっていた。温泉付きで1,500円。わたしも何度か利用させてもらっていた宿である。

タウシュベツ橋のツアーに申し込んだ際、スタッフの方から「オーナーさんが変わって今はコテージのみの宿泊」ときいていた。

現在は改装中ではあったけれども、日帰り温泉は受け付けてもらうことができた。とても感じの良い宿の方に案内していただいた。

何、このモダンな感じ。中もきれいになっていてすっかり変っちゃったのね!(: ・`д・´)

女風呂には誰もおらず、貸し切り状態。

それでも、壁のタイルだとか、露天風呂は以前のままのものもあって

寂しいような、悲しいような・・なんとも言えない気持ちになってしまった。女将さん、元気かな。

帰りに気になって宿の方にお話をきいてみると、やはりオーナーさんが変わってしまったようで、いらっしゃった方も旅人としてこの宿に来ていた方だそうだ(で、今はここで働いている)。

きっともう、ライダー向けに大広間を開放したりはしないだろう、とのこと。以前利用させてもらった大広間は、きれいな休憩所になっていた・・

とても気持ちのいいお湯だった。また入りに来よう(^ω^)。

ぽかぽかになった身体を冷やさないように、ダウンジャケットを着こんで宿まで戻った。とどろき地方(兵庫県南部)の真冬と変わらない冷え込み。

明日も4時半には起きなきゃ。あたたかくして早く眠ろう。

  • ジクサー1日目走行距離:307.6㎞

バンバンとはシートの感じがまるで違って少し硬いのかな、と思ったりもしたけれども、全くお尻は痛くならなかった。時間があったら、まだまだ走りたかった。すごいぜジクサー٩( ‘ω’ )و

明日はタウシュベツ橋ツアー。雨だけ降りませんように(^ω^)。

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