快晴の北太平洋シーサイドラインと難読地名とセコマのカツ丼【2024-8話】

2024.7.8(月)くもりのち晴れ!のち雨のちくもり 弟子屈滞在【後編】

北海道には「音威子府」、「猿払」、「増毛」、「弟子屈」「老者舞」などなど、わたしもブログを書くときにはできるだけフリガナをつけるようにしているくらい難読地名が多いことで知られている。

よかったらこちらからチャレンジしてみてくださいね(^ω^)。→【挑戦者求む】道路標識からの北海道地名クイズ・地理も学ぼう(12問)

釧路の南の海岸線、道道142号線沿い(北太平洋シーサイドライン)は難読地名が多いエリアで有名だ。ひさしぶりに走って、難読地名が表示されている道路標識を回収していこうという魂胆である。

ジムニーで日本一周をしていた当時、この辺で難読地名のかわいい標識を見た記憶があるのだが・・(停まれなくて撮影はしていないはず)

はたして見つけることができるのか。

快晴の北太平洋シーサイドライン

曇り予報は何だったのかと思う一方、南はワンチャン晴れるのでは?という自分の予想が大的中で小躍りしそうになるほどうれしくてたまらなかった(^ω^)。

こんなに天気が良いのに交通量皆無で、静かな北太平洋シーサイドライン。北海道でも絶好のツーリングコースだと思う。

ひさしぶりに走るけどこんなに気持ちよかったんだなぁ。それにしても、”あたたかい”を通り越して暑い。間違いない「北海道の夏のツーリング」だ。

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で、肝心の難読地名の標識は・・

なりどれもこれも撮影しにくい場所、またはそもそもどこにあるかとってもわかりにくい場所にあった(草むらの中とか)。

バイクでUターンもしやすい、交通量も少ない、お天気も良く動きやすかったので助かったが、車だったり交通量が多い日だったり雨で見通しが悪いとなるとかなり撮影しにくいだろうなと思った。

あまりこういうことを趣味にしている方は全国にもいないと思うが(笑)、もし行かれるのであればグーグルストリートビューでどこにあってどこに駐車スペースがあるのか、ある程度頭に入れていく方が絶対よいと思う。

ほぼ回収できたのだが、伏古、重蘭窮の標識がどこにあるのかわからなかった。

重蘭窮(ちぷらんけうし・・読めるか!案件(笑))はどうしても見つけたくて2往復したのだが見つけられず。また次回の宿題にしようと思う。

それにしても絶景過ぎて。頭がどうにかなってしまいそうなくらい。気持ちがよすぎた・・!

とても素敵な立地にあったのは

賤夫向(せきねっぷ)の標識かなぁ(^ω^)。

これはセキネップPAのそばにあるので、どなたでも撮影しやすいと思う◎。(仮設トイレあり、水場なし、ペーパー類持参がよい)

かわいい標識はやっぱりもうないか・・と思っていたのだが、かろうじて古番屋老者舞には遭遇できた。これこれ~!!٩( ‘ω’ )و。

結構古くなっているので新しいものに取り替えられてしまったのかな。

宗男さんが気になるところではあるが(^ω^)。

「ppu」だけなんだか違う感。

知方学(ちっぽまない)エリアに行ってみると釧路町立保育園があってびっくりした。こんな立地に保育園があるなんて。

せっかくなら尻羽岬(しれぱみさき)にも行ってみればよかったかなぁ。ダートのはずだが。まぁ、また来ればいいんだけれども(^ω^)。

撮影したいものはだいたい撮影できたので、お昼ご飯を食べに厚岸(あっけし)へ。

お腹は牡蠣のつもりでいたが・・?!

道の駅・厚岸グルメパークで牡蠣ざんまいするぜぇ٩( ‘ω’ )وと思うも痛恨の定休日だった。

そんなぁ(涙)。

7月の観光シーズンに定休日があるのか・・!(仕方ない)

とりあえずガソリンを入れておくかとスタンドに行くと関東から来たライダーさんから「晴れましたねぇ!」とニコニコで話しかけられてこちらもうれしくなった。

さすがに誰かと共有したくなる快晴だものね(^ω^)。でも、あまりに予想していなかった場面で不意に話しかけられたのでうれしそうな顔ができていなかったかもしれない(ごめんなさい)。

道の駅が定休日で牡蠣への気持が少し萎んでしまったので、走りながら適当なお店に入るか?なんて思っていると浜中町でイートインスペース有のセイコーマートに遭遇できたので迷わずイン。

やっとホットシェフのカツ丼にありつけた。やったぁ。

旬で人気なのかなぁ、大好きなラワンブキの煮物がなかなか見つからない。

JR茶内駅でルパンに会ってから念願のソフトクリームを!

JR茶内駅に行ってルパンとひさしぶりの再会。あれ?ちょっと様子が変わったのね。

↓こちら2013年。

↓こちら今回2024年。

浜中町内にパネルがあったりするのだが、ルパン巡りをするほどのファンでもないので、デザートを食べに行くことに。

近くの「コープはまなか」で念願のソフトクリーム

ここは何度かチャレンジしたことがあるのだが店休日だったり営業が終わっていたりで、本当に縁がなかった場所。

北海道の旅で何度もお会いしたSさんに「ここのソフトクリームがおいしいよ」と教えてもらってから早10年。やっと来れましたよ~!

スーパーの中にあるソフトクリーム屋さんだから、勝手に”こじんまりとしたソフトクリームやさん”だと思っていたのだが大間違いだった。

レジ前で迷うことがないように、自分が食べたいソフトのタグをレジに持って行けばよいのは素晴らしいシステムだ。ちゃんとカップのタグもあったのが◎(わたしは絶対カップ派。コーンは喉乾くやん?)。

いつものわたしなら間違いなくチョコを選ぶのだがここはグッと我慢してミルク。

暑いしすぐ溶けるやん~!!と思いながら外のベンチ必死のパッチで写真を撮っていると「お姉さん神戸なん?」とご夫婦に話しかけられた。

「神戸ナンバーですけど、住んでいるのは◎◎なんです」とお話スタート。尼崎から北海道に車で来ているご夫婦だった。

ご主人は数年前にバイクを降りたとのこと。同じ頃に北海道に上陸していたようで、数日それぞれ旅をして、たまたま浜中町のコープで出会うなんておもしろいなぁと思った。待ち合わせもしていないのにね(^ω^)。

お二人はわたしの両親と同じくらいのお歳で。ずっと旅を楽しめるようにわたしも健康に歳を重ねていきたいなぁと思った。

お話に夢中で後で撮ろうと思っていたコープはまなかの写真が1枚もないのはあるある話。

14時半。

あぁ、こんなに天気がいいのに。弟子屈に帰りたくないなぁ。と思いながらシブシブ全身雨具の準備をして浜中町を出発。弟子屈に帰るまでにおそらく、いや絶対に雨雲に遭遇するのだ。

ご夫婦が大きく手を振ってくださった。さぁ、宿に帰りますか!

標茶から弟子屈までガッツリ雨にあたるも

見つけたかったオリジナルの警戒標識を偶然発見できたし(大喜)

土砂降りの雨に降られる前にセイコーマートに寄って晩酌分と明日の朝ごはんを調達できた。

ガッツリ雨に降られるも、弟子屈のホクレンで緑のフラッグとステッカーをゲット。

宿のあたりは雨も上がっていて、路面もだいぶ乾いていたので、到着する頃にはほぼカッパも乾いて助かった。

忙しい天気だ(^ω^)。

北海道の最後の夜

今日も18時から食堂で夜ご飯。

この日は豚の焼いたもの、カキフライと少し内容が変わっていた。ほっけの煮付けだと思うのだけど、圧力鍋で調理しているのかなぁ。骨までトロトロで最高においしかった。

お風呂にゆっくりと入ってから一杯。やっとセロリのしそ風味漬けに巡り合えた。

温泉効果で身体の火照りがヤバい(^ω^)。

北海道の民宿で注意なのは冷房も扇風機もない宿があるということだなぁ。ここもどちらも置いてなかったので、暑がりの方が真夏にこういう宿を利用するのは注意かもしれない(扇風機の貸し出しがあるかもしれないので事前に確認のこと)。近年夏の気温が上がっているしね。

今回は夜ご飯のみつけてもらって2泊で15,000円ほど。

わたしは1日あれば時間があるだけ走ってしまう。でも暗くなってからの北海道はいろんなリスクが増える。「夜ご飯の約束」があるとちゃんとその時間に戻ってこようとするのでこのプランはとってもよいと思った(^ω^)。

・バンバン走行距離:405.5キロ

明日の夜にはもうフェリー乗船かぁ。

ここから小樽港まで走って400キロくらい。北海道ツーリング残り400キロ、楽しめるルートで小樽に向かおう。

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01.晴れ予報のない7月の北海道ツーリング・現地4泊5日【2024-1話】

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08.快晴の北太平洋シーサイドラインと難読地名とセコマのカツ丼【2024-8話】

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