エサヌカ線・宗谷岬へ向けて北上!決定的瞬間を撮影できてにやつく日(^ω^)【2018-8話】

※ツイート内の動画を再生する際は、音量にご注意くださいね(^ω^)。

2018.6.17(日)晴れのち霧のちくもり 北海道ツーリング4日目 湧別→宗谷岬

コンコンコン!

はっ!

駅長さんが起こしに来てくれたのかな。寝すぎた?!

耳栓をしていても明らかに聞こえたノック音。時計を見るとまだ4:45だった。見まわしたけど人の気配はなかった。鳥だったのかな?

せっかくなので起きてしまおう。辺りはすっかり明るくなっていた。もうすぐ夏至。1日を長く使えるのも6月の北海道ツーリングの良さなのだろう。

スカッと晴れている。はぁ。気持ちがいい(^ω^)。

車両内で、気温は7℃(写真は5:40撮影)。うん、あったかいほう(笑)。

身支度ができたら、ジクサーに荷物を載せていく。

今回は60Lのタナックスの防水バッグに荷物を入れて、括り付けるだけのようなものだから、あっという間にできちゃう。

ジクサーを前にして、「はじめまして」をした日が、もう随分前の話みたい。

例えば、バンバンじゃない何か違うバイクに乗ることになったとして、こんな風に、自然に新しいバイクになれていくのかなって。

そんな予定もないのに、勝手にしんみりしてしまった(笑)。

ジクサーを拭き拭きしても6:00には出発準備ができてしまっていたけれど、駅長さんとコーヒーを飲む約束をしているので、少し散歩でもしよう。

6月に北海道をツーリングすると

いつもの9月とは、少し景色が違うことに気が付く。

これは計呂地交通公園内に咲いている花だけれども、

民家なんて周りにないのに、白いデージー(だと思うのだけど)が両サイドに咲いている道だったり、

ルピナス(だと思うのだけど)が、色とりどりに咲いている道を走ることができる。

新緑とお花の色がきれいだ。そんな景色を愛でながら走れるのも、この時期の良さだなぁと思ったりしている(^ω^)。

駅長さんと朝コーヒーをしながら、わちゃわちゃおしゃべりをして、お決まりのはい、チーズ。

去年は撮れなかったけど、今年はまた撮影できたね。いろいろありがとう。また会いにくるから元気でいてね。

ここを出発するときは、いつも快晴だ(^ω^)。

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7時過ぎ、北に向かって出発進行

さぁ、行くでー٩( ‘ω’ )و

と元気に出発するも、

20キロも走らないうちに、さっきまでの快晴がうそのように濃霧発生。

さっむ!(^ω^)

一気に気温が下がったので、とりあえずガソリンスタンドに駆け込んで一息入れる。

はぁ。とても先行きが不安だ。

ここで既に寒さで指が痛すぎるというのに、宗谷岬までですらあと200キロ弱ある。手が持つのだろうか(^ω^)。

下半身は全く寒くなくて、上半身はまぁ、手持ちの防寒着とホッカイロで何とかなっている感じではある。

今までツーリングしても手の防寒の重要性はわかっているつもりだったが、今までの経験からの対策をもってしても撃沈であるw。

手だけは、あまりに厚過ぎると操作性も悪くなるし、かといって指先を冷やすと一気に体が冷えてしまう。

耐えれるだろうか、なんて不安を抱えつつ走っていた・・・

興部(おこっぺ)を過ぎ、雄武(おうむ)町に入ったころだろうか。

決定的瞬間を捉えた!

遠くに見えた異物(?!)。

何なのかわかった瞬間、超うれしくて声が出てしまった(笑)。

最初から動画カメラを回していなかったので、録画ボタンを押すのに非常にテンパってしまったのと、後から気が付いたのだが、レンズがとても汚れていたことが悔やまれるが・・・、こんな瞬間に初めて遭遇できたのでよしとする。

ほんまに牛横断注意やで(^ω^)。

雄武のセイコーマートで一息つこう

寒かったのでイートインができるセイコーマートを探していたけれど見つからなかった。

諦めて立食としよう。

ちょっぴり値上がりした100麺のカルボナーラとすじこのおにぎり。変な組み合わせやけど、これが食べたかってん٩( ‘ω’ )و

お店を出ると、駐車場が空いているにもかかわらず、なぜかジクサーの横にぴったりつけてきた軽トラのおぢさんに運転席から終始観察されたけど、わたし、そういうの気にしないんで(大門未知子風)。

お腹にものを入れると少し体も温まる。

再び走りだしたところで、音標(おとしべ)の辺りで少し空が明るくなってきた。

この、たった雲が少し薄くなっただけで、気温の感じ方がまるで違うのだ。生き返るし、そんなことがうれしくて仕方がなくて、自然とにやけ顔になってしまう(^ω^)。

再び、枝幸(えさし)~浜頓別(はまとんべつ)の間でグッと気温が下がったあとは、北上しているのにどんどん気温が上がっていくのがわかった。

北海道屈指の快走ロード・エサヌカ線へGO!

せっかく北上するのであれば、R238を少し逸れて表敬訪問しておこう。

まさか、ジクサーと今回エサヌカ線を走ることになろうとは。

ハイシーズンはわからないが、普段だとそれほど交通量は多くないエサヌカ線。この日は1台のバイクにもすれ違うことなく、一層静かなエサヌカ線だった。

晴れていたらこんなエサヌカ線٩( ‘ω’ )و

快晴のエサヌカ線@北海道の絶景ロード

舞鶴港からフェリーで

今日はさくっとエサヌカ線を走り、R238に復帰。

そこからわたしは、目を凝らして進んでいく。

実は去年、走りながら発見したのに、きっとまた見つけられるだろうと思って、通り過ぎてしまった。その後同じものを見つけられず、この1年間モンモンとしていたものがあるのだ。

あっ!あった!雪崩(?)の警戒標識

はじめは落石注意の警戒標識だと思ったのだ。一般的なのはこんなやつで

黄色い標識で、石がコロコロ落ちてくる絵が描かれている。

ところがよく見ると、

違和感がある!

「これって・・う○ちやん」

との声がちらほら聞こえてきそうな感じではあるが、うむ。確かにそれっぽい(否定はしない)。

けれども、きっとこれは雪崩の警戒標識のはず。よく走りながらこんなものを勝手に見つけて、1年間モンモンとしながら過ごすものだと自分でも半ばあきれるけれども。まぁ、いいじゃない(^ω^)。

気になるものはそのときに撮影せねばと思った次第である。

お決まりの日本最北端のガソリンスタンドで給油をして、2018年バージョンの貝殻のお守りと給油証明書をゲットし、

ジクサーと日本最北端・宗谷岬に到達٩( ‘ω’ )و

これはリアルタイムでツイートした(^ω^)。

到着したときこそ、バイクも1台もおらず、静かな宗谷岬だったのだが

あっという間にバスの観光客の方とライダーさんが増えてしまってすぐさま退散。

宗谷丘陵も走ったらよかったのかもしれないが、今回は曇り空なので、スルーするとしよう。

※晴れていたらこんなに気持ちの良い宗谷丘陵を走ることができる。ツイッターに投稿してみた動画は去年の北海道ツーリング際、快晴の宗谷丘陵を走ったときの一部。

稚内市内へと向かった。

身体をこわばらせて走る必要はない。10℃はありそうだ。随分あたたかくなったけれど、油断はならない。ドラッグストアでホッカイロを買い増ししておこう。

不思議やね。北上しているのにあたたかくなるなんて。

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